韓国語の今のレベルが知りたくて、検定試験を受けようと思うんだけど、
どんな試験があるのかな?
韓国語の試験には、TOPIK(トピック)と呼ばれている韓国語能力試験とハングル検定の2つがあります。目的に応じて、どんな試験かを確認してから受験することをお勧めします!
韓国語の勉強を始めたら、検定試験を受けることを強くお勧めします!
自分の今のレベルを確認するのはもちろんのこと、モチベーションを保ち続けるためにも目標を常に持っておくのがよいからです。
「まだ、勉強できてないから…」ではなく、まず受験申込!です。
目次
現在、韓国語の検定試験は、「韓国語能力試験」と「ハングル検定」です。
違いは、簡単にいうと、「韓国語能力試験」は、韓国の韓国教育財団が主催、「ハングル検定」は、日本のハングル検定協会が主催です。
韓国語能力試験(TOPIK)は、韓国政府教育部が認定・実施する韓国語試験で韓国語を母国語としない人が対象です。韓国語の普及や、留学・就職等への活用を目的に世界70か国以上で試験が行われています。
1級~6級で、6級が最上級となります。
試験はTOPIKⅠ(1,2級)とTOPIKⅠ(3級~6級)の2つに分かれています。
韓国語能力試験(TOPIK) 韓国教育財団HP→https://www.kref.or.jp/examination
ハン検という略称で呼ばれ、日本での「ハングル」普及と日本語母語話者が「ハングル」を習得、そして日韓の相互理解と草の根の交流を深化させることも一つの目的とされています。日本国内でのみ受験できます。
※ハングル検定協会では、「韓国・朝鮮語」を統括する意味で「ハングル」という言葉を用いています。
5級、4級、3級、準2級、2級、1級の試験があり、1級が最上級です。また、1級には約15分の2時面接があります。
ハングル検定公式HP→http://www.hangul.or.jp/
「韓国語能力試験」と「ハングル検定」、どちらを受けたらいいのか、迷う人も多いと思います。
韓国語の勉強を始めて、自分のレベルの確認をするのは、どちらの検定でも構いません。
目的が無ければなかなかモチベーションも上がらないものです。試験料は必要になりますが、タイミング的に受けられるのであれば、両方受けるのがいいでしょう。
ちなみに、私が韓国語の勉強を始めて一番最初に受けたのは、ハングル検定の5級です。一番下の級でしたが、合格した時はやっぱり嬉しくてもっと勉強しよう!という気持ちになりました。
目的を持って勉強している方は、表の対象を参考にしてみてください。
日本国内の就職・進学のためなら「ハングル検定」を推奨していますが、韓国語教師の場合は、韓国語能力試験6級取得者としているところが多いです。
韓国語の通訳案内士の資格を目指す方は、韓国語能力試験の6級を取得しておいた方が有利ですね。また、大学院も韓国語能力試験資格で韓国語の試験が免除になるところもあります。
過去の試験問題を見て頂くとわかりますが、問題の傾向が違いますので、どちらも受けるのが良いと思います。
私はハングル検定は、かなり昔に準2級を取ったまま止まっていますが、また受験しようかなと思っています。留学経験者は、韓国語能力試験を受けている人が多いと思います。韓国でも受験できるからです。
韓国語能力試験の最上級6級と、ハングル検定の最上級1級を比べると、ハングル検定の1級の方が難易度が高いです。もちろん面接があるということも難しいことのひとつです。
みなさん!がんばって韓国語の資格試験に挑戦しましょう!
「今日もお疲れさまでした」