今日は、文章と文章をつなげるときに使う「-고」について勉強します。
そして、どっちをつかったらいいのかなぁ~と、よく迷ってしまう「-아/어서」の違いについても理解しましょう!
目次
韓国語の勉強を始めたばかりのころは、短い文章しか作ることが出来ませんでした。
たとえば、
언니는 회사에 가요.(お姉さんは会社へ行きます)
저는 학교에 가요.(私は学校へ行きます)
「-고」は、この二つの文章をつなげる役割をしてくれます
→안니는 회사에 가고 저는 학교에 가요.(お姉さんは会社へ行って、私は学校へ行きます)
주말에는 빨래를 해요.(週末には洗濯をします)방 청소를 해요.(部屋の掃除をします)
→ 주말에는 빨래를 하고 방 청소를 해요. (週末には洗濯をして、部屋の掃除をします)
김선생은 서울에서 살아요.(金先生はソウルに住んでいます)이 선생은 부산에서 살아요.(李先生はプサンに住んでいます)
→김선생은 서울에서 살고 이 선생은 부산에서 살아요.
(金先生はソウルに住んでいて、李先生はプサンに住んでいます)
※前の文と後ろの文を入れ替えても意味が変わらない
나는 피아노를 치고 동생은 노래를 불렀어요.(私はピアノを弾き、弟は歌を歌いました)
어제는 비가 오고 바람도 불었어요.(昨日は雨が降り、風も吹きました)
※前の文と後ろの文を入れ替えても意味が変わらない
아침 밥을 일찍 먹고 하교에 가요.(朝ごはんを早く食べて学校へ行きます)
손을 씻고 저녁 식사를 해요.(手を洗って食事をします)
※前の文と後ろの文を入れ替えることはできない
가다− 다 → 가 가 +고→ 가고
※가다から「다」を取ると「가」になります。これを語幹といいます。語幹に「고」をつけます。「語幹」という言葉は、これから文法を勉強していくうえで知っておいた方が良い言葉です。
(来る)오다+고→오고(来て)
(会う)만나다 +고 → 마나고(会って)
(着る)입다 +고 → 입고(着て)
(食べる)먹다 +고 → 먹고(食べて)
(かわいい)예쁘다 +고 → 예쁘고(かわいくて)
(大きい)크다 +고 → 크고(大きくて)
(勉強した)공부했다 +고 → 공부했고(勉強して)
(学生)학생 +고 → 학생이고(学生で)
- 아/어서 :理由・原因・先行動作など、前文と後文が緊密に繋がっている
前の文と後ろの文が関係があるかないかで判断します。理由や原因、先行動作など、前の文と後ろの文が緊密に繋がっているのであれば、「 - 아/어서 」を使うのが正しいです。
※例文を見てみてみましょう!
친구를 만나고 쇼핑했어요.(友達に会ってショッピングしました)
→ 友達に会って、その後一緒にショッピングしたかどうかはわからない
친구를 마나서 쇼핑했어요.(友達に会ってショッピングしました)
→ 友達に会って一緒にショッピングした
머리가 아프고 배도 아파요.(頭が痛くて、お腹も痛いです)
머리가 아파서 약을 먹었어요.(頭が痛くて、薬を飲みました)
※薬を飲んだ理由は頭が痛いからです
남자친구를 마나서 기분이 좋아졌어요.(彼氏に会って気分が良くなりました)
※気分が良くなった理由は彼氏に会ったからです
옷도 사고 구두도 샀어요.(服も買って、靴も買いました)
한국드라마가 좋아해서 한국어를 공부해요.(韓国ドラマが好きで韓国語を勉強します)
※韓国語を勉強する理由は、韓国ドラマが好きだからです
日本語と韓国語は文法が似ていると言われていますが、表現の違いはたくさんあります。また、同じ理由や原因を表す接続助詞の数も多く、どれを使ったらいいかわからなくなることがあります。
たくさん例文を見て、使い分けをしっかり覚えましょう!
「今日もお疲れさまでした」