韓国語 独学? 教室レッスン? 徹底比較と独学、教室レッスンの勉強の仕方について

独学のメリット・デメリット

独学のメリット

  • スクールに通うよりお金がかからない
  • 自分のスケジュールに合わせて学習できる

独学のデメリット

  • 会話力を伸ばすのが難しい
  • 自分のペースでできるので、勉強を後回しにしがちになる
  • 一人で勉強するのでモチベーションが下がりやすい

教室レッスンのメリット・デメリット

教室レッスンのメリット

  • 定期的にスクールに通うので学習の習慣化がしやすい
  • ネイティブ講師と会話できる機会が多い
  • クラスレッスンの場合、同じ目標を持った仲間ができる

教室レッスンのデメリット

  • 受講料がかかる
  • クラス制の場合、曜日が固定されるので急用で参加できないことがある
  • 自分に合ったクラス、先生を探すのが難しい

目標設定と取り組み方が重要

「独学・教室レッスン」のメリット・デメリットはだいたい皆さんも予想できたことではないでしょうか? 独学するにしても、スクールに通うにしても、大切なことは、目標設定と韓国語学習の取り組み方です。

  • 学習の習慣化ができるか
  • 目標をどこに置いているか
  • 自分にとって韓国語学習の重要度はどのくらいか

まずは、この3つを考えてみてください。

私が韓国語スクールで講師をしていたころ、生徒さんのほとんどは「KPOPが好き!韓国ドラマが好き!」で韓国語学習を始められた人がほとんどでした。学習の入り口はさまざまですが、目標とされているところに違いがありました。

  • ファンミーティングで大好きな俳優さんと韓国語で話したいので絶対話せるようになりたい!
  • せっかく勉強しているので、韓国留学したい!
    以上のように、韓国語学習を生活の中の最優先として考え、とても意欲的に学習される方
  • とにかく韓国と触れていればいい
  • コンサートやミュージカルを韓国に見に行くので、韓国へ行ったときに困らない程度に会話できるようになりたい
    スクールに通っているときだけの勉強で、あまり自宅では学習されない方

目標はさまざまですので、「私は週1回のレッスンで満足だ!」という方はそれでも良いと私は思います。でも、もし、会話ができるようになりたいと考えている方は、レッスンを受けるだけでは会話ができるようにはなりません。これは、留学しても会話があまりできないまま帰ってくる人がいるのと同じで、レッスン以外での学習が必要となってきます。その日レッスンで学習したことを消化するということが大切です。インプット(レッスンで学習したこと)したことがアウトプット(口からスムーズに出てくる)できるかが重要です

レッスンに使う教材を、家に帰ったらカバンから出して、また次のレッスンの時に置いた教材をカバンに入れてレッスンに臨む、では上達しないということです。 「レッスン→レッスンで学んだことの復習→レッスン」をぜひ習慣化しましょう!

独学で学習するにはどうすればいいか?

独学でも同じことが言えます。韓国語学習を習慣化することが一番大切です。具体的にどうすればいいか、次にあげます。

① 1年後、2年後、5年後の目標を決める
  例:1年後:TOPIK4級合格・2年後:TOPIK6級合格・5年後:韓国語の先生になる
目標は大きいほどいいです。叶えられないという目標でも構いません。夢は努力すれば現実になります。

② 1年のスケジュール表を作る
その通りに進まなくても構いません。とりあえず1年のスケジュールを考えてみましょう。
例)1冊テキストを決めて、目次を見ながら、スケジュール表を作ります。無理のないよう、自分のペースに合わせて、1週間で1課進むなど。月末には、調整日を作るといいでしょう。

③ 週間スケジュール表を作る


曜日ごとにスケジュールも違うと思います。どの時間を学習時間に当てられるかを把握しておきましょう。隙間時間(電車に乗っている時間、お昼休み)なども組み込むといいです。

  • おおよその学習タイムを決める(朝30分、夕食前1時間、昼休み20分など)
  • 曜日ごとに決めた学習タイムに何をするか決めておく。(朝:単文、昼:単語チェック、夜:教材を使った学習)
  • 学習場所も大切(朝:早く起床して、会社の近くのカフェで / 夕方;帰宅途中のカフェで / 帰宅したらくつろぐ前に学習)

※目標(5年後は韓国語を使ってこんなことがしたい!)・スケジュール表は必ず書き出してください。

④ 検定試験は必ず申し込む!
まだ勉強が出来ていないから…ではなく、受験することに意義があります

⑤ 自分に合った教材を選ぶ

まずは、1冊を最後までやってみましょう!または、NHKの「テレビハングル講座」「まいにちハングル講座:ラジオ」「ステップアップハングル講座:ラジオ」を取り入れるのもいいでしょう。

⑥ オンラインレッスンを取り入れよう!
今は、たくさんのオンラインレッスンがあります。週に1回オンラインレッスンを取り入れるのもお勧めです。その際は、1か月程度まとめて予約することをお勧めします。「時間がある時にしよう」と考えて、ついついレッスンが遠のいてしまうからです。人気のある先生の予約はすぐ埋まってしまうので、早めに予約することが良いです。

私は今、中国語を学習していますが、月曜日をオンラインレッスン(カフェトーク)の日と決めて、4回分は必ず予約するようにしています。


語学は続けていないと一気にレベルが落ちます。今でも時々韓国語のレッスン(会話)もおこなっています。

まとめ

今回は、独学と教室レッスンについて考えてみましたが、いかがでしたでしょうか? 一概に、「教室に通う必要はない!独学で十分!」とも言えないし、逆に「スクールに通わないと会話は習得できない!」とも言えません。

要は、目標をどこに持ち、韓国語学習の習慣化ができるか、自分自身にかかっているということです。 あとは、どれくらいのお金がかけられるかはご自身の経済状況、自分の中での韓国語学習の重要性に関わってくると思います。

私は、日本で教室に通いましたが、なかなか習得できず、復習もまじめにやっていませんでした。自分の意思の弱さを痛感し、「これは勉強するしかない!」という状況を作らなければならないと思い、留学を決意しました。お金もたくさんかけて、勉強が仕事!という状況を作ったわけです。 もちろん意思の強い方は、留学経験なしでもTOPIK6級に合格し、流暢に話せる人もいます。それはそれでとても素晴らしいことです!


ぜひ、自分の勉強の形を確立してみてください!応援しています!

「今日もお疲れさまでした」